冷えてるのに火照ってる?夏の冷えのぼせにご注意を!

Aloha mai! 冷えのぼせとはまさに言葉の通り、「冷えているのにのぼせている状態」を言います。
夏の冷房のかかった部屋にいると、体は冷えているのに顔だけがぼーっと火照ったような状態になるという経験はありませんか?これは冷えのぼせの典型的な例と言えます。
冷えのぼせの原因
お尻の筋肉、梨状筋が硬くなる
お尻の筋肉が硬くなってしまうと、お尻のすぐ下に存在する坐骨神経が圧迫されやすい状態になります。坐骨神経を圧迫されることにより下半身への血行の循環がうまく行かず下半身の冷えへと繋がります。
自律神経の乱れ
私たちの体は普段、自律神経の働きによって一定の体温を保ちながら内臓、血管などの働きをコントロールして体内の環境を整えます。しかし、ストレスなど自律神経がなんらかの影響を受けてバランスを崩しやすくなってしまうと、血行の流れをコントロールすることができなくなり冷えへと繋がります。
特に夏場は冷房が効いた場所とそうでない場所の温度差が激しくなったりと、この症状が起きやすくなると言われています。
冷えのぼせの症状
- 頭痛が頻繁に起こったり頭がぼーっとする。
- 汗が出やすい
- 疲れやすい
- 動機や緊張が起きやすい
- 生理痛がひどくなる
- めまいが起きやすい
- 寝つきが悪くなる
体が冷え始めると、生命維持に必要な脳は体温を上げ体温をキープしようとします。しかし上半身にのみ血行(熱)が良くなることにより脳が圧迫されたり、下半身への血流が阻害されることにより起こるとされています。
冷えのぼせ対策
梨状筋をマッサージする
まず、野球ボールなど適当な硬さのボールを用意しましょう。膝を立てて仰向けになり、お尻を触って痛い場所を探す、もしくはボールを当てて痛みがある場所を探します。痛みを感じる部分が見つかったら、そのボールを使って痛みのある部分をほぐしましょう。
冷たいものの飲み過ぎ、食べ過ぎを避ける
冷たいものを飲み過ぎ食べすぎると、胃腸が冷えてしまうのでそこから血液循環が悪くなってしまうことがあります。なるべく、温かい飲み物、もしくは常温のものを摂取するようにしましょう。
ポイントを温める
冷えというと温めれば良いと思われがちですが、この冷えのぼせの場合は温める場所にもポイントがあります。
冷えのぼせの症状がある方が温めると良いポイントの箇所は首の後ろ、お腹、お尻、足首です。
特に首の後ろは皮膚のすぐ下に頸動脈という大きな血管が通っているため、首の後ろを温めると効率的に体を温めることができます。また、副交感神経の働きが良くなり自律神経のバランスを整えるという面でも非常にオススメです。
いかがでしたか?
自分の体と上手に付き合って、冷えのぼせフリーの夏を過ごしましょう!
A hui hou! (それではまた!)