ハワイ語のことわざでハワイアンスピリッツを感じよう♪パートⅤ

Aloha! 今回は久しぶりの大好評企画、ハワイ語のことわざを紹介する「ハワイ語のことわざでハワイアンスピリッツを感じよう パートⅤ」です。
ハワイ語のことわざにはそれぞれ物語があり、そしてハワイの温かい太陽の日差しのように心にじんわり響くものがあります。
また、ハワイ語には表の意味と裏の意味「カオナ」があり、それを感じながら聞くハワイのことわざはとても奥深いものがあります。
ぜひハワイアンスピリッツを感じてみてください♪
aia nō i ke kō a ke au
英語で言うと、Whichever way the current goes; time will tell. 直訳すると、潮の流れは様々、色々な方向に変わっていくと言う意味です。
誰もどのような未来があるかなんて予想することは出来ないし、人生の中には予期せぬ障害や乗り越えなけれんばいけない事も起こるでしょう。人生には良い時もあれば悪い時もある。思い通りにいかない日だってあります。
そんな時はなるようになると思って、その流れを受け入れることも時には必要ではないでしょうか。
今という現在を生き、そして過去の経験を生かす。そして未来に向けて今自分に出来るベストを尽くして明るい将来に期待する。
焦らないで。そして流れに身を任せて、そしてチャンスが来たらそれを受け止めましょう。
E lei no au i ko aloha
英語で言うとI will wear your love as a wreath.直訳すると、あなたの愛をレイのように私は身につけますと言う意味です。
昔のハワイでは、尊敬や誰かを褒め称え賞賛することは、神聖とされていた頭や肩にレイをかけることで表していました。レイメイキングに関係しているハワイの女神の名前はKukuenaと言い、フラの女神として有名なLakaの娘と言われています。このKukuenaはイリマの化身とも言われています。
ハワイではレイは特別な意味を持ちます。花輪という意味以外にたくさんの花を紡いでレイができていくように家族、子供、愛する人、などたくさんの意味があります。ハワイの歌の中でもたくさん登場するレイと言うフレーズにはそれらの大切な人、そのものが詩的にレイに喩えられたりしています。
そのように愛情、敬愛、尊敬の象徴であるレイとして自分自身に纏います。
とても素敵な表現ですね❤︎
E ho’ā’o no l pau kuhihewa
英語で言うとTry to end the Panic. Just Do It. 悩んだりせず、とにかくやってみよう!
ho’ā’oは試す、挑戦する、kuhihewaは間違える、誤る、Pauは終わった、完了した、などの意味です。
私たちは予想外のこと、試練と思えるようなことが目の前で起きるとパニックになったり、悩んでなかなか前に進めないことがあります。しかし頭で考えてばかりでは前に進めず、自分の想像の中で恐れや戸惑いが膨らみ足を止めてしまいます。
そんな時はとにかくやってみる。一歩前に踏み出して動き出せば、どんどん状況も変わっていきます。
とにかくやってみましょう!
‘A’ole hana i nele i ka uku.
英語で言うと、No deed lacks a reward. Every deed, good or bad, receives its just reward. どんな行いにも報いがあります。自分が撒いた種は自分で刈り取ると言う意味です。
いつもkūpono、正直でありましょう。なぜなら私たちの起こした行動に対して結果がついてきます。良いことも悪いこともカルマとして自分に返ってくることを言っています。
Alohaと言う有名すぎる言葉も一つ一つの文字に意味があります。
Akahi 思いやり 優しさ、Lōkahii 調和 融合、’Olu’olu 心地よさ 喜び、Ha’aha’a 謙虚、Ahonui 忍耐 寛容。このような心で行動していくことを心がけると、自然に私たちの周りには笑顔と幸せという最高の報いがあることでしょう。
その逆も然りです。人に対して、物事に対して不誠実に、また悪い事をしてしまったら、それがいずれどんな形にせよ自分に返ってきます。
いつも自分自身に胸を張れる生き方をしていきたいですね!
いかがでしたか?
ハワイ語のことわざにはハワイの文化や歴史、自然と密接に繋がっており、その叡智は優しく私たちに色々なことを教えてくれます。
今は世界中が混乱の中にあり大変な状況にありますが、今日もハワイの自然は美しく優しい。
またこの美しい風景にみんなが癒される日が来るまで心を一つに頑張って乗り越えていきましょう!
今日も皆様にたくさんのAlohaが届きますように♪